2005-09-05から1日間の記事一覧

 THE METERS/Uptown Rulers: The Meters Live on the Queen Mary

METERS絶頂期の発掘ライブ盤。初めてこれを聴いたとき、あまりの凄絶さに茫然自失となってしまいました。遠慮なく叩きのめしてくるドラムス、他のメンバーも負けじとムキになって聴き手の鼓膜を揺さぶってきます。「FIRE ON THE BAYOU」〜「AFRICA」〜「IT'S…

 THE METERS/NEW DIRECTIONS

プロデューサー、アラン・トゥーサンが勝手にリリースした駄作「TRICK BACK」を挟んで発表された最終作。トゥーサンと訣別したことで、最早このアルバムには、従来のMETERSらしさ、ニュー・オリンズらしさはありません。とは言え、これがなかなか侮れない出…

 THE METERS/FIRE ON THE BAYOU

炎に覆われた沼地に佇む5人。このジャケットそのままの、熱く泥臭い演奏が繰り広げられます。本作からアートの弟、シリルが正式加入、いきなりバンドの中心的存在になっているようです。バンド内での発言力を強めつつあったノセンテリと、イニシアチブを握る…

 THE METERS/CABBAGE ALLEY

ワーナー/リプリーズ移籍後初のアルバム。ファンク・バンドとしての骨格を整えつつも、ロック的なディレクションも散見される(このアルバムに限ったことではないけど…)。ニール・ヤングのカバー「BIRDS」なんか、その最たるものと言えるが、男の哀愁をたっ…

 THE METERS/STRUTTIN'

ジョシー時代のアルバムでは、これが一番好きです。まだファンクとしての骨格は未完成ながらも、プリミティヴな魅力に溢れています。ブレイクでのボーカルの掛け合いがファンキー極まりない「SAME OLD THING」、TONY,TONI,TONE「GANGSTA GROOVE」でサンプリ…

 THE METERS/REJUVENATION

この度のアメリカのハリケーン被害は、かなり甚大な様子です。特にニュー・オリンズは壊滅的な状況と報道されています。ニュー・オリンズはJAZZをはじめ様々な音楽を生み出した土地であり、僕たち音楽好きにとって聖地のようなものだと思います。だからとい…