2005-08-29から1日間の記事一覧
黒猫ジャケで有名(?)な78年作。GILのアルバムとしては最も早い時期に再発CD化された作品ですが、それも廃盤となって久しいようですね…。ここに至って、MIDNIGHT BANDは完全に解体したらしく、今作には著名ミュージシャンが大挙参加しています。前作に引き…
『IT'S YOUR WORLD』の次にリリースした77年作の通算8作目の傑作。今作の最大の特徴は、STEVIE WONDER黄金期の表現に大きく貢献したロバート・マーゴレフ、マルコム・セシルの2人をアレンジメントに起用していること。よって、前作までのパーカッションが目…
まだ地味な印象はあるけど、MIDNIGHT BANDとの連係がこなれてくるにつれ、さらにグルーヴ感が増したことが分かります。やはりGILの音楽にラテンの要素を持ち込んだのは、MIDNIGHT BANDだったということでしょうか。クールなジャズ・ラテン・ダンサー「THE SU…
ストラタ・イーストから発表した地味な『WINTER IN AMERICA』を挟んで、アリスタからリリースした通算5作目。とは言え、今作も相当地味目ではあります。BRIAN JACKSONとの連名は前作からだが、MIDNIGHT BANDがクレジットされたのは今作からであり、地味なが…
キャリア初期に在籍したフライング・ダッチマンからは3作リリースされているが、僕が持ってるのはこのアルバムのみ。ロン・カーターの渋いベースをバックにアジテイトする「REVOLUTION WILL NOT BE TELEVISED」、グルーヴィーに疾走する「LADY DAY AND JOHN …
ラテン風のパーカッションが効いた隙間を活かしたバンド・サウンド、武骨だが深みのあるボーカル、社会の闇を鋭い視線で告発するリリック。GIL SCOTT-HERONの音楽を要約すると、こんな感じでしょうか。このグルーヴ感たっぷりのJAZZ FUNKサウンドは、後のACI…