MAIN SOURCE/BREAKING ATOMS

Breaking Atoms

Breaking Atoms

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
この年末年始は出張で、年越しは上司と居酒屋で迎えるという最悪なお正月でした。。。
今年の初聴きは、居酒屋カウントダウンからホテルに戻って部屋で聴いた、メイン・ソースの91年作『Breaking Atoms』でした。
僕は熱心なヒップホップ・リスナーではありませんが、このアルバムは大のお気に入り。初めて聴いたときから15年も経っているとは思えないほど今聴いても十分にフレッシュで、僕みたいなソウル・ファンにも受け入れ易い作品だと思います。カラフルなサンプリングが施された瑞々しいサウンドや正統派のタイトなラップのカッコよさは、プロデューサー/MCのラージ・プロフェッサーの才気が爆発しちゃってます。
冒頭の3曲、「Snake Eyes」「Just Hangin Out」「Looking At The Front Door」で見せつける勢いと完成度に、もう降参です。特にドナルド・バード「Think Twice」ネタの「Looking At The Front Door」は躍動するグルーヴとストイックなラップがイカすベスト・トラック。鍵盤の音が印象的な「Vamos A Rapiar」は、なんとピート・ロックがコ・プロデュース。他にも駄曲は一切無く、他のメンバー2人が頑張った(?)、9th Creation「Rule Of Mind」ネタ(一瞬ですが)の「Scratch & Cut」も好きです。
このアルバム聴いて元気出たおかげで、何とか正月出張を乗り切ることができました。ラージ教授に感謝♪