2005-09-04から1日間の記事一覧

ROY AYERS UBIQUITY/EVERYBODY LOVES THE SUNSHINE

近年のHIPHOP世代の再評価により、一気に有名になったアルバム。ファンク曲はディスコの侵食が激しく、個人的にはイマイチ。メロウ曲もちょっと薄くなった印象なのだが、サンプリングされまくったタイトル曲は流石の神通力を誇っている。

ROY AYERS UBIQUITY/VIBRATIONS

これも未CD化。PETE ROCK & CL SMOOTH「SEARCHIN'」でサンプリングされた「SEARCHING」、ヴァイブが印象的なタイトル曲といったメロウ・グルーヴの傑作を含むが、ファンク曲においてはディスコ化が見られ、やや散漫な印象。とはいえ、やはり押さえるべき一枚…

ROY AYERS UBIQUITY/MYSTIC VOYAGE

(おそらく)『A TEAR TO A SMILE』の次にリリースされた、ROYの作品としては最も知られたアルバム。グルーヴがより骨太になり、ファンク曲も充実している。一部でディスコ化の予兆があるものの、まだ気になるほどではない。ベストはヴァイヴの音色も艶やかな…

ROY AYERS UBIQUITY/CHANGE UP THE GROOVE

徐々にファンクとしての骨格がはっきりとしてきたことが、このアルバムでは分かります。「THE BOOGIE BACK」はかなりカッコいいファンク。今回もロバータ・フラック「FEEL LIKE MAKIN' LOVE」、スティーヴィー・ワンダー「DON'T YOU WORRY BOUT A THING」と…

ROY AYERS UBIQUITY/RED,BLACK&GREEN

これも未CD化のようです。このアルバムでは、収録されたカバー曲からもニュー・ソウルへのシンパシィが感じられます。カッコいいグルーヴのビル・ウィザーズのカバー「AIT'T NO SUNSHINE」、蕩けそうなほどメロウなアレサ・フランクリンのカバー「DAY DREAMI…

ROY AYERS UBIQUITY/HE'S COMING

このアルバムは未だCD化されていないのでしょうか?これも『COFFY』と並ぶレア盤ですが、やはりオリジナルで入手するほど大好きなアルバムです。当時のニュー・ソウルへのシンパシィを表したかのような、沈鬱で内省的な雰囲気ですが、「HE'S A SUPER STAR」…

ROY AYERS/COFFY

あまりにも有名なブラック・スプロイテーション映画のサントラ。ROYの音楽性が隅々まで行き渡っており、サントラにありがちな水増し曲は一切無し。映画は未見だが、冒頭の「COFFY IS THE COLOR」から、そのストーリーにグイグイ引き込まれるような感触を覚え…

ROY AYERS UBIQUITY/A TEAR TO A SMILE

ROY AYERSはヴィブラフォン奏者ですが、ミュージシャンというよりプロデューサーとしてのスタンスを貫いてきた人だと思います。自分の持ち楽器を全く演奏していない曲もあるぐらいです(笑)。ミュージシャンとしてのエゴにとらわれず、プロデューサーとして楽…