LEON WARE/MUSICAL MASSAGE

LEON　WAREと言えば、MARVIN　GAYE『I　WANT　YOU』のプロデューサー、ソングライターとして名を馳せた人物です。あの『I　WANT　YOU』をめぐるエピソードは、あまりにも有名ですよね。『I　WANT　YOU』は、僕の人生においてベストのアルバムなんです。
『I　WANT　YOU』について僕なんかがコメントするなど、畏れ多くてできません。で、代わりと言ってはナンですが、LEONさんの『MUSICAL　MASSAGE』についてコメントします。
このアルバムは、まさに『裏I　WANT　YOU』と言えるシロモノで、『I　WANT　YOU』信奉者の僕は、血眼になってレコードを探し、10年ほど前にやっと手に入れたことを思い出します。旋回するストリングス、濡れた手で弾いてるかのようなDAVID.Tのギター、柔らかくも弾力あるJAMES　GADSONのドラムス、打ち寄せる官能の波にのまれるような錯覚をおぼえます。耽溺です。作曲家としてのLEONさんは、ホントに切なくもイヤらしいメロディを書く人です。1曲目の「LEARNING　HOW　TO　LOVE　YOU」から、じらされまくってムズムズしっ放しです(笑)。「INSTANT　LOVE」でMINNIE　RIPERTONと切なく燃え、続く「BODY　HEAT」でもムズムズ(笑)。で、「PHANTOM　LOVER」で堪えきれなくなり、波の打ちつける音とともにザパーン！エロモードでスイマセン(笑)。
60歳になっても、このアルバムを聴き続けていたいです。ちなみに、再発CDのEXPANSION盤、MOTOWN盤それぞれボートラが異なるので、どちらも必携です。

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